多彩な色と光で遊ぶ。
きっとあなたの好きが見つかる。プラスチックボタン。
多くのプラスチックボタンは天然ボタンの代替品として作られました。そのため、水牛柄、ナット柄、シェル柄、といったボタンがたくさんあります。そのどれもが、プラスチックならではの良さを活かし、割れにくい、水に強い、色柄が均一、など天然ものにはない特長を持っています。
当社のプラスチック素材は、ユリア・ポリエステル・アクリル・ナイロンなどが主な材料になります。出来上がったボタンの違いを見分けることは難しいかもしれませんが、それぞれのプラスチック素材ごとにその特長がございます。
<ユリア>
一度に大量のボタンを生産することが可能なため、比較的他のプラスチックよりも安価です。水牛調やナット調を表現するのに適しており、ジャケットやスーツ、大きなサイズのボタンをたくさん使用するようなコートなどのボタンに多く使用されます。
<ポリエステル>
少ない数でも生産可能で、特殊な形状も作りやすい素材です。透明感のある素材のため、パール調や貝調も表現可能で、カラフルな色も多く展開しています。シャツボタンに多く使用され、水に強い素材のため、ウォッシャブル系の洋服にも多く使用されています。
<アクリル>
すべてのプラスチックの中で最も透明度が高い素材です。透明なボタンは、黄変しにくいため、長年の着用でも透明感を保てます。また、黒色は他の素材よりも黒味が深いため、フォーマルでも使用されます。表面をカット加工することで、キラキラとアクセサリーのようなボタンも作れます。
<ナイロン>
金型に流し込んで作るため、表面の凹凸などいろいろな形状の表現が可能ですが、色は基本的に単色になります。耐熱温度が高いため、洗濯回数の多いホテルのパジャマや医療関連の制服などに使用されることも多い素材です。
【ユリアボタンの特長】
非常に堅牢で耐候性、耐衝撃性、耐薬品性、耐熱性を兼ね備えたユリア樹脂で作られたボタンです。水牛の角や大理石の質感を再現する為に開発された樹脂なので、本物の雰囲気と樹脂の特性を併せ持ったボタンが作れます。ボタンとしての好条件を揃えたユニークな素材ですが、製作工程でホルマリンを使用しているため、42ヵ月以下の乳幼児への使用は避ける必要があります。